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Channel: 英国自転車、シネレンズ、オールドギター
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マッカーティピックアップの付いたギター  1956 Gibson L-7C with McCarty Pickup

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ここ5年ほど、ピックアップ目当てのギター買いが続いていましたが、ほとんどがシングルカッタウェイのセミアコ、シングルピックアップという不人気物件で、結構安く買えて一人満足していました。しかし、今回のマッカーティピックアップはなかなかの高額なギターにしか付いていないので、これはという物件に巡り会えずにいましたが、大手楽器店で新春大安売りの目玉商品、大幅割引になっていて、思わずお年玉を握って買いに行ってきました。オールドギター、価格帯の低いギターはアメリカの方が安く、高いギターは日本の方が安い、の言葉通り、アメリカで買うよりだいぶ安かったです。

物件は1956年製ギブソンL-7Cマッカーティピックアップ付きというもので、L-7Cはもともとピックアップの付いていないアコースティックモデルですが、1950年代にオプショpンでピックガード一体式のフローティングピックアップ、通称マッカーティピックアップ付きを販売しました。マッカーティというのはギブソン黄金期の1950年代の社長の名前です。

ギブソンL-7Cは、全てのCDを買っているほどお気に入りのカナダのスージーアリオリスィングバンドのギタリスト、ジョーダンオフィサーが使っていて、素晴らしい音で気に入っていたので、欲しいギターと欲しいピックアップが一緒になったギターです。ジョーダンオフィサーは一枚目のアルバムではブルース上がりのギタリストらしくハーモニーのH60で素晴らしい音を出していましたが、セカンドアルバムからはずっと1949年製L-7Cです。

マッカーティピックアップはグラントグリーンの使用でジャズファンに知られており、専用のジャックに専用のシールドが付いています。音色はP90とP13の中間のような音で、よりクリアーで艶があります。薄いピックアップは見かけによらず、ずっといい音で大満足です。 

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