ライブで使うギターは大体決まっていますが、家で弾くギターにはブームがあって、フルアコばかり弾いてると思ったら、テレキャスを変わるがわる弾いてたり、セミアコだったり、アコギだったりといろいろ変わります。まあ、ギターを変えるのが練習するきっかけになっているのですが、最近は買ってから30年間ほとんど弾いてなかったギターをほぼ毎日弾いております。
それは1935年製ギブソンL75というセンターホールのアーチトップギターなのですが、昔アメリカの蚤の市で10ドルほどで買ったデアルモンドの後付用ピックアップ、箱入り新品という物件がずっと忘れられていて、最近引出しから発掘されまして、どんな音なのか知りたくて、L75に両面テープで付けてアンプにつないで弾いてみました。そしたらビックリ、すごくいい音。それで加工用にリイシューのピックガードを買ってネジ止め固定しました。ピックアップ本体はネジ止めせず両面テープですので、いつでもオリジナルに戻せます。
知り合いのジャズギタリストがやっているセッションに持って行ったら、何それ~という感じで注目され、80年前のギブソンです、と言ったら大受け。そして音出したら、おういい音だと一同感心。さらに弾かせてみたら、あまりの弾きやすさにみな感動。弦高低く、ビビりなし。見た目渋く、軽く、音良く、弾きやすく、こういうギター1本欲しいね~、と羨ましがられました。