M42マウントのブリッジアダプターで使えるレンズにUVトプコールがあります。
東京光学製トプコールのレンズはライカLマウントのトプコール50mmF2.0でその優秀さを知っていましたし、トプコンの高級一眼レフ用エキザクタマウントのREトプコールもアダプターで使って優秀さを知り、廉価版とはいえUVトプコールのレンズにも興味がありました。
UVトプコールはレンズにUV加工を施し、UVフィルター装着の必要を無くした、というもので、トプコンユニというレンズシャッター一眼レフカメラの専用レンズです。前述のディッケルマウント同様、シャッターと絞りリングはボディのマウント部にあり、そのマウント部をボディから取りはずして、UVトプコール/M42アダプターを作りました。
UVトプコールは後期にはHIトプコールと名称が変わり、標準レンズには50ミリF2、F2.8、53ミリF2、55ミリF1.8があり、28ミリF4、35ミリF3.5、100ミリF4、135ミリF4、200ミリF4などの交換レンズがありました。
やはりヘリコイド内蔵のM42/NEXアダプターと2枚重ねにするとマクロレンズとして使える、というのはミラーレスでの利点です。
使ってみると廉価版とはいえなかなかの描写です。一般的にUVトプコールのレンズは不人気なので、格安で楽しめるレンズの一つですね。